東方自然癒





あらすじ


雪が溶け、大地が目覚める。
そんな、いたって普通の春。

季節が巡っても、やはり博麗神社。
相変わらず参拝客は少なく、今日も平和な幻想郷に、巫女は退屈していた。
たまにやって来る魔法使いや妖怪と、他愛無い会話をして過ごす日々。

たまには掃除をしようかしら。
そう思って、ぶらりと現れた魔法使いと話をしながら掃除をする巫女。

今日もこうして終わるのだろう、そんなことを思っていた矢先・・・

清々しい香りを纏う、少女の姿をした妖怪が現れる。
コツン、ではなく、パサッという程度の賽銭を催促してしまい、その妖怪の悩みを聞くことに・・・。